捨てる所がないと言われている魚のマグロには、健康に欠かせない栄養素がたっぷりと含まれています。
色々な部位のマグロを食べて元気になりましょう!
質の高い脂の中に含まれるEPA
血液を健康に保つとされている不飽和脂肪酸EPA(エイコサペンタエン酸)は、血栓を出来にくくしたり、高脂血症を予防します。
その結果、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病を予防するという働きがあります。
トロの部分に含まれています。
DHAで悪玉コレステロール減少、学習能力向上?
トロの部分に含まれている、オメガ3系列の多価不飽和脂肪酸DHA(ドコサヘキサエン酸)は、血液中の善玉コレステロールを増やし、中性脂肪・悪玉コレステロールを減らします。
また、脳の神経機能を高め、脳の老化予防・ボケ防止、学習能力向上に役立つとされています。
大人から子供まで積極的に摂取したい栄養素の一つです。
良質なタンパク質で健康な体を維持
皮膚や筋肉をはじめ、臓器、髪の毛、歯、腱、髄、ホルモン、免疫体など、人間の身体のほとんどがタンパク質で作られています。
タンパク質が不足してしまうと、筋肉が減少し、基礎代謝が低下します。
積極的に摂ることで、ダイエットに繋がり、肌荒れや髪の毛のパサつき、抜け毛予防にもなるそうです。マグロには、良質のタンパク質が豊富に含まれています。女性には嬉しいですね。
セレンでアイチエイジングからコロナ撃退まで
マグロの赤身に含まれるセレンは、強力な抗酸化作用により、脂肪の酸化を防ぎ老化を遅らせる働きがあるとされています。
また、この抗酸化作用によって、がんの発生や転移が抑えられると言われています。更に近年、大流行している新型コロナウイルスの病原性を弱らせる効果があると、世界中で注目されている成分です。
貧血防止に効果的な鉄分
人間にとって必須ミネラルと言われている鉄は、重要な栄養成分です。
鉄分が不足すると、顔が蒼白になり、めまいや、耳鳴り、動機、息切れ、貧血のほかに運動機能、認知機能、免疫低下などが起こります。
さらに体温を正常に保つことができなくなります。
日本人女性の三人に一人は貧血と言われている現代。意識して取りたい成分ですね。
ビタミンEで血行改善
体内の脂質の酸化を防ぐ抗酸化作用がビタミンEにもあり、動脈硬化などの生活習慣病や老化を予防します。
また、血行改善に効果があるので、美肌や、肩こり、腰痛にも効果があると言われています。
ビタミンEは、ビタミンCと一緒に摂ることで、より効果が高まるようです。
食べ合わせに意識して食事をすると効果アップしちゃいましょう。
肌荒れ予防には亜鉛
亜鉛は細胞の形成や代謝に大きく関わっていて、細胞分裂で新しい細胞を作る時に欠かせない栄養素です。
亜鉛が不足してしまうと、学習障害や、うつなどの神経障害が起こることがあるそうです。
また、免疫の低下で、風邪をひきやすくなったり、感染症にかかりやすくなったりします。更に、味覚障害の原因とされています。
取りすぎには注意が必要ですが、しっかり摂取したいものです。
タウリンでダイエットを応援
タウリンには、筋肉の収縮力を強くする効果があり、全身に血液がしっかりと送ることが出来るため、血液の量を増やせると考えられています。
また、むくみや動悸・息切れに有効です。
そしてタウリンには、女性にありがたいダイエット効果があるとされています。
血液中にある悪玉コレステロールを撃退する効果があり、血液サラサラにすることができます。
血液の流れが良くなることで、新陳代謝が上がり、痩せやすい体づくりができると言われています。
ダイエット中こそマグロを食べて、健康的に痩せましょう!